しごと理念

日本が飲み込まれてしまう

日本は資源の乏しい国です。
むかしから、石油や鉄鉱石などの鉱物資源は
輸入に頼るしかありません。

輸入した資源を加工して、
クルマや家電製品、電子製品などをつくり、
他国に輸出することで
この国は成り立ってきました。

しかし、時代は流れ、
モノを安く作って
大量に輸出する国が現れてきました。
そして、これらの国々に
多くの日本企業が飲み込まれていきました。 


さらにいま日本では、
少子高齢化が猛烈な勢いで進んでいます。

現在20歳の方が40歳を迎えるころには
今より1000万人以上も
人口が減ってしまうといわれています。
70歳を迎えることには3000万人以上、
つまり、現在の大阪市の11倍以上もの人口が
日本から減ってしまうといわれています。※

[※出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」2023年4月26日発行]


もはや、
日本が負けないためには、
国民ひとりひとりのクオリティを高めるよりほかありません。
数多くの人々がクオリティの高い国民として、
新しい価値を創造し、サービスの品位を上げ、発信する情報の価値を高くする... 

知らないことを知り、
知っていることを深めて
その価値を高めるため、
国民ひとりひとりが
教養を高めなければなりません。


そのために当社は、
「新聞」を普及させることにしました。

いまこの時代に「新聞」の"価値"とは…、
例えば
小学生や中学生で
日々、新聞を読んでいる子と、そうでない子とでは、
どれほどの違いがあるか、
ということを
誰しもが
容易に想像できるほどのものです。 


紙をめくると
多くの情報が目に飛び込んできます。
海外の情勢、国内の政局、経済、金融 、人々の暮らしと生きざま...。

ページをめくるだけで、
さまざまな情報が頭に入ってきます。
重要なことは大きな活字になっていますし、
くれぐれも誤ちのないよう
すべての記事が、 正確を期して書かれてあります。 


ネットでは
関心のないニュースはクリックしません。
しかしこれでは、
自分の興味の分野がかたよって、
関心の幅も広がりません。

苦難に陥って
活路を開こうとするときや、
組織のリーダーとして身につけるべきこと、
人生をより豊かに生きるのに必要なことなど、
いまの自分に不足している部分は
自分が知らない場所にこそあるのです。

世の中では、多くのことが絡みあって、一つの物事が発生します。
その動きを知り、
知識と思考力を身につけた人々が、堅実な流れを作っていく。

新聞の普及は、国力を左右する重要なことなのです。


読売新聞は、
明治7年に東京で創刊された後、昭和27年に大阪に進出。
すでに関西で地盤を固めていた毎日新聞と朝日新聞をまたたく間に追い抜き、
昭和52年には発行部数世界一となりました。
単なる報道にとどまらず、国の岐路において進むべき方向を提言し、
また、広く女性に支持されるこの商品は、
国民の教養を深め、
その生活を豊かにする、
我が国の繁栄に必要不可欠であるというべきものであります。


新生会株式会社が、
この商品の普及の一翼を担うことができるのは、
大変に名誉なことであり、
精一杯の努力を傾注し、全力でこの仕事に取り組んでいます。


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